コーヒーテロワール「ベトナム」
ここ数年で台頭してきたベトナムは、
2014年の収穫量は29,250,000袋(1袋=60kg)で、
ブラジルの収穫量に次ぐ、
世界第2位の生産量 です
世界総生産量の約20%のコーヒーを
作っています。
ベトナムで生産されているコーヒー豆は、
主にロブスタ種です。(→主にインスタントコーヒーなどに使われます)
生産のほとんどがロブスタ種のため
生産量が20%あったとしても、
輸出額を見た場合、
総輸出額の数%にしかならない
という現状もあります。
原産地証明や品質の面では、
まだ、高品質のコーヒーへは
到達していませんが、
これからもコーヒーの輸出増加に
大きな期待があり、
輸出量も増やしたいため、
一部高地のみで作られていた
アラビカ種を
今後増産させる研究を行っています。
【香味】
チョコレート、カカオ、ナッツなどの香味があるのは
高品質のロブスタ種です。
最近は、「ベトナムコーヒー」が
知られるようになってきましたね。
苦みの強いロブスタ種のコーヒー豆を
「カフェ・フィン」と呼ばれる金属製の独自フィルターで
濃く抽出し、甘く濃厚なコンデンスミルクを加えて作ります。
(フランス統治下、冷蔵庫がなく牛乳を使えなかったためだそう)
私は、飲んだことがまだないのですが、
コーヒー&コンデンスミルクは、
アレンジコーヒーとして、試したことがあり、
砂糖と違った甘みがあり、好きでした!
ロブスタの苦味を直接抽出するので、
もっと、”苦甘い”感じでしょう(←想像です)
暑いお国柄ですから、
その苦甘さが、とってもいける!!
んだと思います。