コーヒーと健康②焙煎による成分の変化
こんにちは。
カフェインを多く含むコーヒーですが、
医薬品だったことへ
つながっていきます。
今日は、焙煎でどういう風に
成分が変化していくのか
見ていきます。
専門用語がたくさん出てくるので、
気を楽にして読んでくださいね😋
生豆と焙煎豆では、薬理作用(体に変化を与える作用)
を示す成分に違いがあります。
例えば、
(生豆の時) → (焙煎豆の時)
カフェイン → カフェイン
コーヒー油 → コーヒー油
クロロゲン酸→複雑な混合物
トリゴネリン→ニコチン酸・NMP
ショ糖 →ギ酸・酢酸
のように変化をします。
まずカフェインは熱で変化しにくい
成分なので、焙煎しても変わりません。
次にオイル(コーヒー豆に含まれる
油分のこと)に溶けている
成分も変化をしません。
クロロゲン酸とトリゴネリンは
熱で変化しやすい成分なので、
焙煎を始めると次第に分解して
減少します。
1ハゼ音が終わるころ、
クロロゲン酸は半分に減っています。
トリゴネリンは深煎りしても
5%程は残っています。
クロロゲン酸の分解産物は
複雑ですが、トリゴネリンが分解
するとニコチン酸とNMPの2つが
できてきます。
次にショ糖はカラメル反応を
起こします。
この時できるギ酸と酢酸は
コーヒーの酸味のもとであり、
5ーHMFはカラメル臭のもとに
なります。
最後に、ショ糖とアミノ酸は
一旦結合して、すぐに分解して
香り(アロマ)と色(メラノイジン)の
複雑な混合物を作ります。
この変化はメイラード反応と
呼ばれていて、コーヒーがコーヒー
らしく変化する最も大事な
反応です。
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成分を見てみても、
本当にちんぷんかんぷんな
感じなんですが、
複雑な反応が起こってることを
知りました。
カフェインが熱で変化しないこと、
ショ糖とアミノ酸の反応で、
メイラード反応が起こり
「コーヒー」
らしくなることが分かりました😃
これ、健康につながっていきますので
眠くなるかと思いますが、
ちょっとずつでも
まとめていきますね〜!