脳が休まる瞑想法
瞑想を続けていくと
・・・あれ?という日がやってくる。
なんだか、気持ちが穏やかだ。とか、なんとなくだけど、自分のことを客観視することがわかってきた・・・
これが瞑想の効果?なのか?と。
私はこれを”アハ体験”と名ずけている。
アハっと嬉しい瞬間。
腑に落ちる瞬間。
でも、こうなるまでに人それぞれだが、時間がかかる。
時短、ながら〇〇、効率よく
が大好きな私たちには結構根気がいること。
いゃ、かなり根気がいること。
季節がゆっくり変わっていく時のように、瞑想の効果もゆっくりだ。
「あれ?いつの間にか季節が変わっていたね。」
に似ている。
それと、
早く効果を出したくて、効率的にやろうとすると、うまくいかない。
頭が働くからだ。
瞑想は長期的な視点が必要である。
ただ座ると見えてくるもの
見えない内側で起こっていること。
無意識に私たちは思考し、ジャッジし、感情が動き、それを繰り返している。
例えば空を見て、それと同時にあなたは何かを思う。
例えば好きな人見て、感情が動く。体の反応、ドキドキもする。
例えば嫌いな人がいたら?それだけでムカついたりする。
全て無意識に働いている。
仕事をしていたら、いくつもの予定、やる事を抱え、常に頭の中で記憶している事が沢山ある。こんなに覚えられないと、忘れないようにメモをとったりもする。
この件は相手に聞いてからじゃないと進めないので、とりあえずここまでやって、次に他のことをやろう。という風に、中途半端で持ち越す場合もある。その場合は、また覚えておく必要がある。
家事もそう。あれやって、そのあとこれやって、、、、先のことを考え段取りなしでは終わらない。
覚えておくことが多かったり、先のことばかり考えていたら、記憶する容量がパンクする。
最近物忘れが激しい方は、要注意。
マルチタスクすぎると逆に効率を下げるのだ。
何事もほどほどだということ。
このように脳をフル回転で働かせて休ませず酷使している私たち。
思考したりジャッジしたり、感情が生まれたり忙しい。
これを機に言っておこう
「脳さんいつもありがとう。」
今日は動いてないのになんだか疲れるな、
寝ても疲れが取れないな、
なんだか眠れない、
と感じたら脳をフル回転させてないか意識的に普段をみてみよう。
脳はストレスを受ける
ストレス社会の私たちの脳は疲弊している。
私たちはストレスを受けると交感神経が優位になり、脳内に活性酸素が発生し、脳を酸化させ、脳疲労を起こす。
感情の爆発や恐怖や悲しみ、不安で眠れない日はあるだろうか。
お酒を飲まないと眠れない日はあるだろうか。
寝つきが悪く夜中まで起きていることはあるだろうか。
脳には脳の休ませかた
瞑想を続けていくと
この無意識に動いている脳の動きを、客観視するスキルが上がってくる。
「あ、、今違うこと考えてた〜」って今に戻る、という経験はあるだろう。
そんな風に、無意識に考えていた自分に気づくこと。
気づくことで【変える】という選択が生まれる。
当たり前だけど気づかない限り変えられない。
先ほども言ったが、私たちの脳は、何もしていなくても常に動いている。無意識下で生まれる雑念で忙しい。
それに気づきコントロールしていくことで、脳を休ませることに繋がる。
脳を休ませるにはまず、
1:意識的にみること
2:気づくこと
3:変化を選択する
その練習方法が瞑想だと思って欲しい。
今、何を考えているか
今、どんな感情があるのか
今を認知する練習だ。
そうすると、今起きていないことへの思考や感情があればそこに意識を向けずに
今に向けることが選択できる。
無意識な雑念に振り回されることがなくなる。
雑念を抑えることで脳を休ませることができる。
そして瞑想を続けていくことで、
意識的である状態を通常モードに変えていくことができるのだ。
瞑想をすると
◯ なんだかスッキリする
◯ 眠りやすくなった
◯ 集中力が上がった
◯ パフォーマンス力が上がった
などよく聞く。
私も瞑想後は頭が冴えた感じがある。
◯ インスピレーションが湧く。
きっと脳を休ませたからだろう。
見えないものを感じる力
脳は見えない部分。
見えないものは信じるために、科学的な証明を私たちは欲しがるけれど、
私が大切だと思うのは、自分がどう感じるか。
科学的に証明されているから感じる、のではなく。
そんなもんなくても、(口が悪い・・・)
あなたがどう感じるかを大切してほしい。
私たちの価値は知識に置かれることが多く、体験をしなくても知識を持っていればいいだろうという考えがある。
●体で感じる
●体を使ってやってみる
●体で落とし込む
実際にやってみるということがいつの間にかおろそかになっていると思う。
知識ももちろん大切だ。
何事もバランス。
みなさんが瞑想に少しでも興味が湧いてくれたら嬉しい。
今日も読んでいただきありがとうございました。