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足立美術館訪問:美術と庭園の調和が贈る究極のリラックス

今日、10月26日、たまたま夫婦ともに有給休暇を取得し、特別な予定がなかったため、急遽、島根県の足立美術館へ行くことに決めました。

足立美術館と言えば、アメリカの専門誌「journal of japanese garden」で20年連続で日本一に輝く庭園を持っています。庭園の美しさが期待される中に、日本画や陶芸、漆芸など約2000点もの美術品が展示されており、見どころ満載です。

1. 圧巻の庭園

庭園は驚くほど広大で、約5万坪に及ぶそうです。下記写真にはメインの庭園が写っており、左側に立石があります。この立岩から滝水が流れ、白砂は川を表現しているそうです。このストーリーを知ると、庭園の美しさが一層深まります。庭園のデザインは、白砂と石、芝で地形を表し、さつきや松で立体感を演出しています。後ろに広がる山々も景観の一部となっており、どの角度から見ても、各要素がバランスよく配置されているのが分かりました。まるで日本画の世界が現実になったようで、米国の専門誌で20年連続で日本一になる理由が納得できました。紅葉がまだ始まっていなかったこの時期でも、庭園は素晴らしかったです。

次の写真は、まるで日本画が部屋に飾られているような庭園を示しています。実際にその美しさを目にすると、そのリアリティに驚かされます。紅葉の季節に再訪したいと思いました。



2. 所蔵美術品

美術館の魅力の一つは、横山大観や北大路魯山人のコレクションです。彼らの作品はそれぞれ専用の展示室で見られます。横山大観の作品は学校の教科書で見たことがあり、親しみがありました。一方、北大路魯山人についてはほとんど知識がありませんでした。彼の陶芸作品は、食器や湯呑みとして使いたくなるほど魅力的で親しみを感じました。これらの作品を食卓に並べることを想像するとワクワクします。私は美術について詳しくないですが、自分の感性で楽しんで鑑賞しました。

作品に関する説明には、「作品は日本や中国の伝説や人物をモチーフにしていることが多い。時代背景や作品の背後にあるストーリーを理解すると鑑賞がより楽しめる。」といった内容も含まれていました。美術品は非常に多く、全ての作品の説明書を読んで鑑賞するのは時間的に困難です。感性で気に入った作品を中心に説明を読み鑑賞しました。
作品を絞ってじっくり干渉すると小さな発見もありました。

3. まとめ

足立美術館は、地元出身の実業家である「足立全康」氏によって創設された美術館のようです。このような膨大な美術品の収集と壮大な庭園の建設には、彼の決断力と情熱を感じずにはいられません。日本全国には、見かけない場所に巨大な施設が存在することがありますが、その中で美術館が田園地帯に現れる光景は圧巻です。足立美術館は、すべてがスケールの大きな場所です。今日の天気と気候が最適で、素晴らしい鑑賞を楽しむことができました。季節ごとに再訪したくなる場所です。

4. おまけ

自宅から足立美術館まで、休憩や食事を挟みつつ約3時間かかりました。広島から三次東インターを経由し、松江道、山陰道を進み、東出雲インターで降りました。下道を通って約15分で到着しました。往復に約6時間かかり、ハードな旅程でした。

昼食は、美術館内にレストランがありましたが、平日にもかかわらず待ちが多かったため、近くの蕎麦屋を試してみました。しかし、そこでも行列ができていたので、通りかかったラーメン屋に入りました。国道9号線沿いにある「ラーメン友さん」というラーメン屋でした。偶然選んだお店でしたが、非常においしかったです。ラーメンは透明なスープの塩ラーメンで、出てきたままの味もすでに素晴らしかったです。特に、黒ニンニクのトッピングは絶品で、その風味がラーメンに深みを加えていました。自分の家に帰ってからも、その美味しいラーメンの印象が忘れられません。美術館巡りと美味しいラーメンとの出会いを楽しんで、充実した一日を過ごすことができました。

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