速水真澄方程式#冒頭3行選手権【本文作成】
使える…!この男使える!
読んだ瞬間そう思った。
そして、今に至るまで重宝している。
失意のあまりコークハイを飲みマスコミの餌食になりかかった時、速水真澄は厳しく叱責することでマヤをかばった。
マヤには真澄様の心は伝わらず憎まれ、速水真澄が甘美な(?)苦しみに読者と共に身もだえる「ガラカメ」の名シーン。
人は甘やかされた者に厳しく、落ち度を指摘する。しかし、非難される前に自ら非を認め叱責すれば周囲の許しが早くなる。このシーンで学んだ大切な教えだ。
これは大人になって社会に出た後、かなり役に立った。
人間はどうしてもミスを起こす。そのミスを認めるか認めないかで本当に周囲の対応が違ってくる。心を許してもらえるかどうかも。
ミスをしてしまって、どうしてもごまかしたくなると速水真澄の苦悩を一番に思い出すようになった。
真澄様のように、この苦境を耐える!
こう思うだけで素直に仕事に取り組めた。
おかげでミスへの対応も早くなり周囲の協力も得やすくなった。
「ガラカメ」によって正直に働く楽しさを教えてもらったといっても過言ではない。
ミスをした時に自分を叱責し軌道修正する方法を
速水真澄方程式
と密かに呼んでいる。
・・・。
ただそれだけのことです。
冒頭3行選手権に応募をしてから時間に追われ本文を書くまでに間が開いてしまったため、恥ずかしくなり今日まで書かずにいました。
くだらない内容で本当にごめんなさい。
これを読んだ時コークハイを麻薬かなにか、ものすごく恐ろしい違法なものと強い印象を受けました。
大人になるとコークハイがここまで酷いものとは映りませんが、その当時はマヤがものすごい大罪を犯したように感じ、ドキドキしたものです。
母親が亡くなったのも衝撃でした。涙を流して読んだため、余計印象も強く残ったといえます。
今、LINEマンガで「ガラカメ」を毎日無料で1話ずつ読んでおり、「若草物語」の部分を読み終えました。大きな力によってマスコミは操作され、劇団つきかげは苦境に立たされるのですが。
その時のフェイクニュースが月影先生とパトロンのふしだらなスキャンダル!
当時は大都芸能や黒岩先生が酷いことをしたとしか感じず、月影先生の醜聞はスルー。記憶のカケラもございません。
そのため劇団つきかげを辞める理由に「ふしだらなことをする月影先生の元で演技は勉強したくない」というものがあったので、驚きました。
月影先生、いや「ガラスの仮面」にはふしだらは似合わない、と思っていましたから。真澄様とマヤの清らかなじれったい関係が続いているのに、ふしだらなんて起こりようがあるわけないじゃないですか!
まあ、闇落ちキャラもあるんですがね。でも「ガラスの仮面」は清らかな漫画の代表作というイメージを捨てられません。
コークハイといい月影先生のスキャンダルといい、その当時は好き勝手に脳内補完で適当に脚色をしていたのだと思います。
もしかすると「速水真澄方程式」の場面もかなりの脳内補完をしているかも。
一気に読むと時間がなくなるので、毎日無料でチョビチョビ読むことで自制心を保っているため、速水真澄方程式の元となったシーンはまだまだ先です。
コークハイの話を開いた時に、どのように脳内補完がされたかが明らかになります。
怖いような楽しみなような。
勝手に解釈をしてはいますが、「ガラカメ」への愛は本物です。
これはもう全巻手元に置くしかない、のかな?