【コラム】ケアマネさん。

【コラム】ケアマネさん。

最近の記事

リーダーは「ラインを引く」人のこと。

この記事は、おもに介護リーダーさんに向けて書いています。 イメージとしては、介護施設やデイサービスなどの 「割と大人数のスタッフさんを束ねているリーダーさん」に。 管理するスタッフの人数が多ければ多いほど それぞれが主張する意見が違えば違うほど 一体何が正しいのか、どうすれば「丸く収まるのか」 分からなくなりませんか? 私は過去、分からなくなりましたし 介護のチーム作りについてはずっと悩み続け、考え続けてきて いま、ある答えを見つけています。 それは 「

    • 介護職は口下手でも大丈夫です。

      「介護職をやっているけど、口下手・・」 「ご利用者、ご家族、スタッフとうまくコミュニケーションが取れない」 「これから介護の仕事をしたいんだけど、うまく話せるか不安」 「会話上手じゃない私は介護に向いていない?」 そんな風に悩んでいる人は多いかもしれません。 私は20年以上、介護の仕事をしていますが 新しいご利用者と会う時は、いまだに緊張してうまくしゃべれません。 介護の実習や入職直後では、デイサービスや施設などで 「じゃあ、ご利用者とコミュニケーションをと

      • 自分の介護観を変えた異国の人たち

        ー 突発的にオーストラリアへ ー 24歳の頃、オーストラリアの老人ホームにボランティアに行きました。   東京の高田馬場を歩いている時 電柱に貼ってあるチラシに目がとまり 「海外ボランティア募集。保育・介護」と書いてあって。   「英語しゃべれない。でも行きたい」と感じました。     その仲介会社に電話して、面接をしてもらい 合格するとオリエンテーションを受けました。   内容としては、1週間のオーストラリア滞在。   ホームステイをしながら、3日間の老人ホームボランティ

        • 家族の介護をするということ。

          ー 介護者に「合格」も「失格」もない ー 「家族の介護をしていてイライラする」 「イライラする自分がイヤだ」  私は20代後半の頃、祖父母の在宅介護をしていました。 その時、よく感じていた気持ちです。  どうしてこんなにイライラするのか。いつまでこれが続くのか・・。 この苦労は、誰にも見られていないように感じる。 もう何もかも投げ出したい。 私は20年以上、介護の仕事を続けてきました。 そんな自分が感じたのは「仕事でやる介護と家族介護は全然違う」ということ。  

          なんだか知らんけど、ずっと旅。

          介護の仕事を始めて24年が経ちました。 いつの間にか、人生の半分以上もこの仕事。 こんなに旅が長くなるなんて思わなかったし もっと嬉しいのは、まだこの旅が続く気がしてることです。 思えば、20歳で茨城県から東京へ上京 上野駅のなかにあるそば屋でバイトを始めたら、1年で閉店(´;ω;`) 求人誌を見て「時給高いじゃん」って思って、訪問介護の会社へ面接に。 当時は介護の仕事に興味もなかったし その年に介護保険が始まったなんて知らなかったです。 2000年のことだった。 2

          なんだか知らんけど、ずっと旅。