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仕組みを作ればいいんだね!
以前に。鰻の蒲焼きを、中国福建省の、比較的大きなメーカーが日本進出するというので、日本支社での仕事を引き受けたことがありました。この時、築地市場や、水産会社などの仕組みを学んだのです。
当然のことなのですが、意外とされていないことが常識や、慣習になっていたりするのです。
鰻の蒲焼の世界で言えば、水産物の売買には、第一次問屋、第二次卸問屋。第三次卸問屋、それ以上が普通なのです。
第一次卸問屋は、水産物で言えば、漁協や、生産者、たちと直接取引をします。水産物で言えば、漁師の家から、第一次卸問屋が購入、それを、築地市場などで競りをかけて。その購入したところがさらに第二次卸問屋、もしくは料亭、地方のお店などに卸しています。
私たちはたまたま、業界に精通していなかった為に、そのルールに縛られることなく、スーパーに直接、中国から仕入れた水産物、この時は鰻の蒲焼を、販売したわけです。
そりゃ、ブランドとしては。同じものですから、卸問屋を何個か抜いて直接であれば、売れるはずです。
それとこの時知ったのですが、鰻は、夏土用の丑の日に合わせて商社、第三次卸問屋などは、一回、2回のまとめ買いをするだけなのです。まー無駄のないように、一回か、2回、決めた価格で購入するだけです。なので、スーパーからいえば、欲しいときに欲しいだけ手にすることができないわけです。
私たちはこれも知らなかった為に、スーパーなどが購入しやすいように、意向を聞いて、その度に、中国からユニや、船を出したのです。こりゃ、スーパーとしては、自由にキャンペーンもやれるし、よかったわけです。
この時の、水産物の仕組みは、ある意味古臭いのです。
今の時代にふさわしくないやり方だなーと思ったのです。
逆に言えば、漁師と話をして、あるいは直方話をして、それをスーパーや、海外に売れば、必ず売れるわけです。なぜなら、同じブランドが、高価格出て回っているのですから。
ここに目をつければ、新しい仕組みが作れるのです。実際、農家などに、スーパー直接購入とか。農家との契約とかされ始めています。
仕入れを安く、販売を高く、付加価値をつけることさえできれば、必ず売れるのです。ブランドがあれば尚更そうでしょう。
ここに目を向けることができればいいのです。
なった社会や、コミュニティ販売などができればこれも可能になります。特にこれからの社会、不特定多数ではない、安全、安心の同じ目的持ったコミュニティができた中で、この仕組みできれば、いい販売ができるのです。
仕組みを理解して、その上を行く仕組みを作る。これを心がければ。新しいビジネスモデルができます。