古来、禅が侍に愛されてきたのは斬りあう前からすでに勝敗は決まっており、それ故に闘う必要がまったくない境地があるためになる。現代では効率的に物事を選択していく風潮がある。こちらも同様、正解を選ぶのではなく、選択したものが真理となっていく境地があるわけで、こちらを目指された方が早い。
躾は日本独自のもので、身さえ美しければよしとする教育觀になる。人体の場合、ヨガに代表されるようなあるべき肉の伸びとしなやかさを保つことにより、より高度な知性と靈性にアクセスしている情態をいう。特に背(そびら)の景色はは誤魔化しがきかない。まずはご自身の背を読書されたほうがよい。
『力なき者たちの力』は後にチェコの大統領になったハヴェルが、疲れることに疲れた人々に向けて地下出版された一冊になる。云わば77年正月に第一期242名の署名を得た憲章七七の面影なのだ。あとは引用させていただこう。私たちにとって重要なのは、自身の良心を注視して、言葉にすることである。
コロナが怖くて酒が呑めるか!😱 #sdgsbook
先ほど理事長をさせていただいているNPO法人読書普及協会の総会を終えた。18年の歴史のなかで初オンラインによる総会であったが、北は北海道から南は宮崎までと、全国から「100年後に残したい1冊」を片手にご参加してくださった。やはり、本とのであい&人ととのであいには至極のものがある。