『老後の資金がありません』 義父母の葬儀代、施設代、娘の結婚式代と、コツコツ貯めた老後資金が失われていく中、夫婦共に失業。さぁどうする? 「終の住処」という固定観念を覆す老後の選択肢に目から鱗。1度きりの人生、互いを尊重しながら皆がちょっとずつ我儘に自由に生きる幸福に心温まる。
『0.5の男』 実家の自室にこもりネトゲ生活の40代主人公。ある日妹一家との2.5世帯生活が始まる。 自分に嘘ついて無理をしない。自分も他人も否定しない。そんな互いを認め合う彼らの紡ぐ日々はとても優しい。世の中、実は悪意なく無意識に他人を評価、支配したがる人が多いのかもしれない。
『新・爆走風塵』 鈍る中国経済下で奮闘する借金まみれのトラック運転手の密着ドキュメンタリー。 家族と離れ死と隣り合わせの過酷な長距離輸送にも関わらず赤字経営。それでも人を信じ、手を差し伸べながらひたむきに生きる張さんには心打たれた。「楽に稼ぎたい」などとほざく自分をぶん殴る。
『THE PARADES』 「その先」と現世の繋がる場所には未練を残した人々が集まっていた。 「その時」が来たらわたしは留まることなく「その先」に行けるだろうか?新月の夜、誰を探すだろう。何を伝えるだろう。映画の中に大切な誰かを重ねて想いを馳せる。悲しみより温かさの残る一本。
読み進めると子供の自分と大人の自分がいてドキッとします こんな大人になりたくない!世の中ってこんなもんだ!昔読んで、王子さまと同じ感覚を持てている自分に安堵しました 社会人の今、王子さまのピュアさに対して自分の無力さも自分の「大切」にも気付かされます 私達の大切なものは普遍的です