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君の視線を感じてた。でも、気付かない振りをしていた。怖かったから。君がまた辛い思いをしてしまう気がして。遠い遠い昔を思い出して不安にかられてしまうんじゃないかって。今生ではあり得ないことなのに…。それでも、思い出して辛い思いを思い出して君が泣くんじゃないかって思ってしまうんだ…。

5年前

『いかないで』「私をおいていかないで。」あなたに縋る私の手を、まだ温かなあなたの掌が包む。苦しい息の中、あなたは私に言う。「待ってるから…ゆっくり…おいで…。」優しい微笑みをくれる。苦しいはずなのに…私を気遣ってくれる。私の我が儘に答えて、優しい微笑みを称えゆっくりと瞳を閉じる。

6年前

あなたの横顔を眺める。睫毛長い。羨ましいくらいには。こうやってあなたの顔をまじまじと見つめることなんてあなたが寝ている時しかしない。だって恥ずかしいでしょ?それに、あなたはきっとからかうもの。だから寝てる今だから眺めるの。あなたの顔をじっと眺めるの。そうするとね、愛しさが増すの。

6年前

『君の名前』「レイ。」「にゃぁ」君の名前。呼ぶと返事を返してくれる君の名前はね、あの娘の名前からもらったんだ。「レイ。」「にゃぁ」けして結ばれる事のない、あの娘の名前。僕が見つけた小さな恋。その日に僕は君を拾った。直ぐに名前をつけた。『レイ』と。あの娘の名前『玲奈』から一字貰って

6年前

゛無理なく生きて行きたいの。゛そんな事を言ってた君は、無理してばかりいる。人のことばかり気にして。人のためにばかり動いて。君自身の事なんてこれっぽっちも大事にしない。そんな君だからほっとけなくて、僕は、君が嫌がる休息ってものを与えたくて無理矢理に胸に抱き寄せて抱き締めてしまうんだ

7年前

君に囁く唇がなくなっても抱き締めてあげる腕がなくなっても僕の心は君の傍にいるよ。きっと。僕は我が儘だから、君を死んでも手放してあげられないんだ。忘れてほしくない。僕がどんなに君を愛してたか。君が僕をどんなに愛してくれたか。忘れないで僕の心は君だけの物だよ。僕は君を永遠に愛し続ける

7年前

『風鈴』 貴方が居なくなってから幾年月が流れたでしょう。 「お婆様。また、風鈴を見ているの?」 「この風鈴は、お爺様との思い出が一杯つまったものなのよ。」 孫が私に問うのです。 風鈴をしまわないのかと。 私は答えるのです。 「お爺様が来た事を知らせて鳴らしてくれるからよ。」と。

7年前

どうして好きになったの?なんて聞かれても、本当は答えてあげないの。そこに合わせようと無理な事をすれば、あなたはきっと疲れちゃうから。疲れてしまったら、あなたはきっと軋んじゃうから。だから、ホントは言わない。好きになった理由なんて意味ないこと。今のあなたを好きなのも事実。それでいい

7年前

「変わらないでいてくれる君が好きだよ。」変わらないでいるのは、あなたが好きになってくれた私でいようって決めてるだけ。本当は、変わってる。あなたは、それに気がつかない。努力はしてるけど、やっぱり変わってるところはあるの。ねぇ、あなたは私をちゃんと見つめてくれてる?愛してくれてるの?

7年前

ゆるりゆるゆると参りましょう。あなたにあった歩幅で。大人になりなさい。焦らずに、あなたの歩幅で進みなさい。大丈夫。時間がかかっても。あなたはきっと頑張れる。ゆるりゆるゆると頑張りましょう。ゆるりゆるゆるとあなたの歩幅で。ゆるりゆるゆると参りましょう。優しく、ゆるりと参りましょう。

7年前