教室の喧騒にも 羅列する英語にも数字にも漢字にも その全てにアレルギーが無さそうで でもその全てに興味も無さそう。 しっかりと開かれたその瞳が捉えるのは確かに私たちの存在する世界で でも私には見えない世界のよう。 そんな世界を生きる彼が教えてくれた。 晴れ間に見える雨の色を。