店を閉めようとしたはずなのにそのオーナーは言った。 見ていきますか? 探し物、あるんでしょ?_と。 頷いてしまったのは 彼女との将来を公園で見たからだろうか。 偶然通った道で偶然音楽が聞こえて偶然入ったお店で、見つけた。 気怠そうな店員さんの言葉を借りれば宿命かもしれない。