7^3/2^8と4/3の聴き分けは、うねりは感じられても、楽音的な区別をするとするならかなりの細分化がなされた調律となり、人間の耳にとっては柔らかいデチューンとして認識し、異名同音的、異機能同音的扱いをせねばならない。 そしてこの微細なコンマは、人間の耳への挑戦状だ。私には無理。
付け加えると、 「単音程と複音程の差音の音程の違い」 「どこまで純正からのズレを均すか」 「楽音の独立性と音響和音」 「複調性と、他の調域との音程を含む旋法との複合とその脈絡」 「G♯とA♭の違いをはじめとした、異名同音の機能性の違いと脈絡による多義性」 こんなところですかね。