中村哲さんは議論よりも行動をする人だったらしい 彼が偉人になったのも、平和を実現したと言われるようになったのも彼が行動した後のことであり、彼が動いているとき自分の行動が何なのかなどは考えもしなかったかと思う それに比べると自分たちは行動する前に考えすぎではないかと思った
中村哲さんは次世代に残すものについて「戦争」と「経済成長」ではないことは確かであると残している 彼が経済成長をどのように見ていたのかは未だにはっきりしないが、近代化が人間社会の進化でも成長でもないとし、近代化が進んでいない国を頭ごなしに非難するべきではないと述べていたらしい