そういえば俺は驚く表情は作った覚えがない。作っていない。だから、俺が驚いているのかどうかも友達も好きな人も恐らく分からないだろう。無表情から笑顔は作ったが、怖がる表情や驚く表情は必要がなかったから作っていない。表情を作って習慣化して反映し続けないと表現できなかったから、そうした。
12月22日 もう終わろうとしている この日は来年も再来年も その次の年もあるだろう けれどその先は? 誰にも分からない あと何年生きられるか 寿命も然り 産まれた時からカウントダウンが始まり 旅立つその時は 誰にも訪れる 昨日の自分 明日の自分は同じ? それも分からない
小2の頃に思ったのは、泣けばどういう精神状態かバレるから、怒ればすぐにバレるから、ならば心を殺して何も感じない人間になろう、だ。そうすれば誰も気づかない。誰も何も思わない。俺の苦しみなど誰にも分からない。その先の希望や期待など持たずに。それを耐え抜いた俺は今、苦しんでいる。なぜ?