カーのバンコランシリーズ長編5作読了。短編は読んだけど憶えていないので近々再読予定。全編通しての印象は、文学度が高い! 動機に見える執着・業の要素が濃厚で、トリック主題ではない。そしてバンコランは一瞬で犯人・背景を見抜く慧眼を持つ超人探偵なので、(コメント欄へつづく)
『ユダの窓』に驚愕して以来、全作読破を目指し中のカー。『蝋人形館』でまたもや驚愕! いったい何度山場を越えれば物語が終わるのか!?な内容でした。いや、とにかくバンコランがエエ男過ぎる! 次作でシリーズ長編最終話なのが実に惜しい。でも読まずに死ぬわけにはイカンので、すぐ読みます。