鹿児島旅行で見た美しいアーチを描いた石橋が、肥後の石工、岩永三五郎が作ったということを知りました。さらにそのお話である「肥後の石工」という本を見つけたのでkindleで買って読んでみました。 実話ではなく史実を元にした創作でしたが、興味深く読めました。
石が積まれた風景に心惹かれる。城だろうが棚田だろうが、私の目には組まれた石垣ばかりが目に入る。それぞれの積み方が愛おしい。前世は石工か?肥後の石工たちは堅固な城壁を作った帰り道、秘密を守るために殺されたという。ひどい話だ、読んでないけどどんな秘密があったんだろう。