どういうことかというと、事象を認識するには、感覚器官を通じた刺激がなければならず、もう少し抽象的な範囲に拡張してみても、思考を通じて脳が稼働しなければならない。このことだけでも、自分の認識できる事象は自分というフィルターを通していることがわかるはずだ。皆、自分からは逃れられない。