死について考えていると、半ば必然的に、自分の生についても考えが及ぶ。生きるとはどういうことか。万人に共通する定義などいらない。僕にとって生きるとはどういうことか、その答えが重要なのだ。長年、生きてきて、未だにその答えが出ない。やむを得ないが時間を浪費しているような気にもなるのだ。