白水社さんの近刊情報欄に『鬼殺し』を発見。甘耀明氏の作品は短編集『神秘列車』で感銘を受けたし、莫言氏が絶賛した長編小説として同書(原題『殺鬼』)をとりあげた白水紀子氏の解説を読んで好奇心が疼いていた。しかし台湾文学の巨篇と謳われるこの小説、約750頁もある大長編とは思わなかった。