帝国陸軍で731部隊を率いた石井四郎は、満州において犯罪史に残る人体実験等によって人の大量殺害を行ったサイコパス殺人鬼である 戦後は米軍に研究資料を渡すことで戦犯としての訴追を免れ、民間人となって暮らした。新宿区で医院を開業し無料で患者を診ていたという 罪を自覚したのであろうか
石井四郎が罪を自覚できるような人物であった証はない 戦後、新宿区にある禅寺(臨済宗)に通い、そこの老師に参禅したらしいのだ 自分に向き合おうとしたのであろう しかしそんなことで大罪が浄化できるはずもない 老師は慈悲深い人であったが、石井の深い心の闇を理解できるはずはなかっただろう
731部隊の石井四郎は、千葉県の千代田村(現芝山町)で生まれた。成田空港のすぐ近くである。何の変哲もない田舎の集落なのだが、どうしてあのような人物が現れたのだろう。芝山と言えば、ユダヤ人埴輪が大量に出土したことで有名だ。私には、残忍なユダヤの血が石井として輪廻したように思われる。
帝国陸軍の軍医・石井四郎によって組織された731部隊は、生物兵器の研究・開発に携わり、非人道的な人体実験を行ったことで知られている。戦後、部隊員達は、(この分野で遅れていた)アメリカに情報を渡すことと引き換えに、戦犯として裁かれることを免れ、各大学や研究所また製薬会社の職を得た。