包丁人が魚をさばくとウロコや 尾ビレや骨などの不可食部と可食部に分かれその可食部の割合は全体の40%以上が商業的なベースラインです とても厳しいですがハモでも同じです 骨が桁外れに多いからといって例外ではないのです 魚の骨を人の口に入れたくない料理人のプライドvs歩留まり率
誕生 唯一無二のハモの骨酒 ハモの骨を骨切りするのではなく取りのぞいたことによりその骨にまで価値が生まれ思いもよらぬ商品ができました 永く真剣にハモと向き合ったのでハモが私にくれたプレゼントだと思ってます 他の魚には無い肉間骨(皮下埋没骨)にしか出せない究極にクリアな味わいです
人は首から腰まで24個の連結した背骨がありますがハモの背骨は首から尻尾まで約150個 厄介なのはその1個1個から放射状に4本の小骨が生えしかも意地悪にその小骨はY字型です 料理人泣かせにもほどがありますが最難だからこそ挑む価値がありハモをクリアすれば他の全ての魚に やさしくなれる