『青』 漆黒を淡く灯す一滴の露 なんという青 それは歌っている それは泣いている それは叫んでいる 生と死 出会いと別れ 喜びと哀しみ 全てがここに在る 永劫の輪舞の中で 限りある生命たちが燃やす炎 余りに美しい 余りにも儚い 余りにも愛おしい なんという、青よ……

秋きたり富士と尾花の背くらべ (あききたり　ふじとおばなの　せいくらべ) 秋には空気が澄んで、多摩川から望む富士山も一段とくっきりした姿を見せてくれます。 嬉しくなって写真を撮っていたら、河原の尾花と富士山がまるで背比べをしているように見えました。 爽やかな良い季節ですね♪

露草の路の傍にぞ灯りける青き炎のいと麗しかな (つゆくさの　みちのはたにぞ　とぼりける　あおきほむらの　いとうるわしかな) 露草が路傍に咲いていました 秋の日差しに輝いて、まるで小さな青い炎のようです 私達が生きる青い星のよう 儚くもなんと美しい なんて愛おしい青でしょう

人の世の蜻蛉の眼には如何ばかり (ひとのよの　とんぼのめには　いかばかり) ご存知のように、蜻蛉の眼は複眼ですね。 そんな蜻蛉の眼には、私達人間やその世界は一体どんな風に見えているのでしょうか、、、？ 聞いてみても、知らん顔です。 ま、、、そりゃそうですよね（笑）