◆個別性は無限の内包を有することが分かる動画(ただし、比喩的に捉え、敷衍する必要がある)。 https://www.youtube.com/watch?v=paCGES4xpro 同動画は安西洋之(ビジネス+文化のデザイナー)さんのnote記事https://comemo.nikkei.com/n/na5d94072b02c に教えていただいた。
◆個別性の深度を強めれば強めるほど、泉が沸き出でるように内包はどんどん豊饒化する。知性作用はこれに逆行し違うものを同じとみなす方向をとる。抽象度の階梯を上下に移動し、その都度レンズを使い分けているのが私たちの日常である。同メカニズムを見抜き、賢しらな知性主義者に流されないように。
◆C.S.パースのいう連続性すなわち無限に汲みつくしえない要素からなる、という性質あるいは世界像は、如来性すなわち如々として来たる、という観念と同じであるように思われる。「可能性の宇宙に非連続的な印を付けている」(パース『連続性の哲学』122頁,岩波文庫,2001)。