水の流れに乗って 「私」を差し挟まず 緊張も弛緩もどちらもありつつ どちらかに偏ることなく 息を吐いたり吸ったりするように 揺らぎの中で揺蕩う。 呼びかけに気づき、無理なく応え その反応を楽しみながら 今ここの一瞬に存在する。 命を粗末にせず 与えられた分の生を全うする。