下手なランボオ調で恥かく 壱に詩人の大事な修行 冷たい水をぐいと呷れ 薄い酒より利きが良かろよ あゝ空よ大地よ 汝らの仔でなき私迄も 養うて何樂しむか。あゝ掌篇のみ 心を語り得、 たゞそれだけの雨風さ 〈暴虐をぐいとその細き腰に遣る靡け女ごよ我が腕カヒナへと くにを〉 ©都築郷士