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【百年ニュース】1921(大正10)10月9日(日) 筑豊の炭鉱王,伊藤伝右衛門(60)と燁子すなわち柳原白蓮(35)夫妻がそろって福岡から東京に向かう。夫は知らなかったが,白蓮は過去10年間に与えられた衣類・調度品の始末を済ませ,宝石類は密かに東京から送り返すため携行していた。

【百年ニュース】1920(大正9)4月8日(木) 芝公園の会員制料亭紅葉館で灌仏会の鑑賞三昧会が開催され、楽焼に釉薬を塗る柳原義光伯爵夫人花子と樺山愛輔伯爵夫人常子の姿が話題に。二人の父は川村純義で実姉妹。樺山の次女正子(のち白洲正子)は当時11歳、白洲次郎は19歳で英国留学準備中だった。