なになになに、俺は設問の ハードルを高くする 何かゞ何処かで 確かに生まれてゐるが、 多くの人々は太郎次郎のやうに 降り頻る- 雪- の如き物に 眠らされてゐて 静かに死する 自我たち。あゝ 俺の、足下とは言はないが 腕カヒナの中に墜ちてこい 未來の音樂よ…調律師を! ©都築郷士