USCPA合格後、BIG4で働くのに不安を抱く人がいる。 私もそうだった。 でも実際に働いてみると、USCPAであっても日本の公認会計士と大きな違いはなかった。 何かできないと「USCPAだから」と言われる。 日本の公認会計士も「日本の公認会計士なのに」と言われる。 同じ。
日本の公認会計士の多くは監査法人がファーストキャリアとなります(学生や専業が多いため就職)。 一方USCPAは、監査法人以外の事業会社のCFO(Chief Finance Officer)・経理部・内部監査部やコンサルティング会社などに転職します(社会人が多いため転職)。
USCPAの勉強をしていると、「USCPAなんて意味ない」とか「日本の公認会計士の方がいい」とか言われます。 ですが、他人の無責任な言葉はスルーしていいです。 自分を信じてUSCPAの勉強に専念しましょう。 「USCPAに絶対なる」と決めた自分の軸を全科目合格まで貫き通すこと。
USCPA試験は、アメリカ人が主に受験する試験ということに留意。 ライバルは英語が母国語のアメリカ人。 75%で合格とはいえ、基礎的な問題は90%くらいはできないと合格できない印象。 日本の公認会計士試験合格かつ実務経験がある人でも、不合格になったりギリギリ合格になったりします。
USCPAに合格して終わりにせず、そのまま日本の公認会計士に挑戦する人もいる。 USCPA×日本の公認会計士。 私はUSCPAだけで会計は十分とし、英語に力を入れたけど、日本の公認会計士とダブルライセンスは海外で働く場合もアリ。 ただ場合によってはコスパが悪いので、よく考えて。
日本の公認会計士は、主に監査を行うために取得。 USCPAは、会計や監査に対する知識がどの程度あるかを証明するために取得。 日本の公認会計士は、合格すればある意味ゴール。 USCPAは、合格したらそこからがスタート。 日本の公認会計士とUSCPAと資格の立ち位置が違う。
海外ではUSCPAと日本の公認会計士のどちらの知名度が高いか? どちらも公認会計士なので知名度は高い。 ただ、海外では、日本の公認会計士試験が難しいというのは知られてない。 単なるイメージで、USCPAの方が難しい、使えそうと思われてはいるでしょう。
BIG4への就職時の部署選び。 日本の公認会計士は、部署の希望が出せる。 とはいえ、希望が通るかは面接の評価しだい。 USCPAは、USCPAを採用している部署が限られているので希望は出せず。 というか希望を聞かれもしなかったが、USCPAが活かせる部署で採用、結果的にOK。
BIG4ではトレーニー採用や育成採用があります。 ・EY新日本有限責任監査法人のトレーニー制度 ・PwCあらた有限責任監査法人の育成採用 日本の公認会計士だけで、USCPA受験生は利用できないことがあるので要確認。 トレーニー制度 https://www.dokoblog.com/audit-firm-trainee/
日本の公認会計士受験をやめる場合のその後の進路。 他の資格に挑戦するという選択肢があります。 税理士、USCPA(米国公認会計士)、簿記検定1級が人気ですね。 また、会計知識を活かしてコンサルティングファーム、大企業、ベンチャー企業、金融機関などに就職するという選択肢も。
JCPA(日本の公認会計士)とUSCPAの試験の難易度の比較については、 JCPA論文式試験>USCPA試験>JCPA短答式試験 という意見が多いです。 難しさの感じ方は人によって違いますが、ザックリならこの理解でいいでしょうね。 USCPA試験は超簡単ではないです!
このようなご質問が↓ 公認会計士試験の学習中だが、5月に不合格ならUSCPAへの転換を検討中。 USCPAはどのくらいで合格可能か? 英語力があるので1,000時間はかからないでしょう。 ただしUSCPAは受験資格が必要なので注意。 https://www.dokoblog.com/uscpa-qualification/
公認会計士試験からの撤退を考えている場合、USCPAに方向転換するというのは、選択肢としてはアリ。 ですが、USCPA試験が簡単だからという理由だと、思ったより難しいのでなかなか合格できず、後悔することになるでしょう。 2資格比較↓ https://www.dokoblog.com/uscpa-vs-jcpa/