CAPM:資本資産価格モデル。金融資産の期待収益率のクロスセクション構造を記述。1960年代にウィリアム・シャープらにより発表。金融経済学において最も基本的な資産価格モデルの一つ。CAPMによって定式化された概念は学術研究のみならず金融実務や個人投資の手法等にも広く浸透。
WACC:加重平均資本コスト(weighted average cost of capital)。企業が資産調達の対価として全権利者に平均して支払うと見込まれる金利。会社の「資本コスト」といえ、外部市場(債権者や投資家)により決定される。投資家が注目する経営指標の一つ。