何時までも一緒だよ。ずっと一緒だよ。そんな風に言っていた君は僕から離れていく。「好きな人ができたんだ。」君からその一言を聞いた時、目の前が揺らいだんだ。でも、君が好きになった人を見た時、ああ、彼になら君を渡せると思った。誠実そのものの人柄だったから。良いよ、父さんは彼に君を渡そう