人は絶対に失敗する生き物。 その当然に挑むくらいなら 「失敗の仕方」 「失敗後の対処」 に注力したほうがいい。 そして「失敗しない努力」は 失敗してからの方が精度が高い。 仮説だけでなく検証が可能になるから。 ますます 「失敗の仕方」 「失敗後の対処」 が重要になる。
どのようなプロセスを経て失敗したかによって 次のチャンスの与え方が変わる。 失敗した結果が評価に影響を与えても 次のチャンスにつながるかどうかは 「失敗の仕方」 で決まる。 だからこそきちんと「やりきる」ことが大事。 次につながる失敗の経験は 必ず次のチャンスにつながる。
「失敗」の活かし方や受け取り方には 多様な手段や考え方があるけど 『最適な「失敗」の仕方』 について言及する人は少ない。 結局のところ起点となる「失敗」そのものを いつ、どんな姿勢で、どのように起こすのか によって活かし方も受け取り方も変わり その後の選択肢も限定される。
昔、よくUIの品質という側面から画面を考えていたとき、いつも利用者の色々な人をイメージして、 「どうやったら失敗するか(できるか)」 ばかり考えていた時期があった。失敗までの流れを深く知れば対策が打てるから、これが意外と効果あって、利用者の操作ミスや誤認識を防いでくれる。