ふわりと触れる優しい手の温もり。求めあった後の微睡みの時間。触れる手が頬から唇へ。人差し指ですーっとなぞる。なぞられた唇が自然と綻ぶ。あなたの腕が私を包み込む。優しい温もりが全身を覆う。鼓動が聴こえる。優しく耳に響く。微睡みの中の安らぎ。あなたの胸に頬を寄せて、安らぎの海へおちる
「衆道の気はないんだが?」「俺だってないぜ?誘ったのはお前だろ?経験はねぇが何とかなんだろ?」「人の話をきけ!衆道の気はないと言っているではないか!」「物欲しげに俺を見つめてたろ。」「月明かりに照らされた貴様の顔が⁉」捻り寄られて、耳の裏を舐められる。「あぁっ…ちょっとたんま⁉」