呟】古きを稽[かんがえ]ること この頃は何かとお稽古することに思い至りまする 技芸を伝承する立場ではなけねども六百年を超えて伝わる芸能に関わりを持って十余年経ち わたくしがこれほどお稽古好きであったとは知りもせず これほど稽古したいと思うほどのモノに出逢えたと申すことでござる