東電は、福島第一2号機の原子炉格納容器の点検孔から、英国製ロボットアームを挿入し、はるか下部のコンクリートペデスタルの底に堆積しているデブリの取り出しを試みているものの、その技術が成立するか否かくらい厳しい状況にあり、長期にわたり、数十億円も費やした方式が不成立ならば、大問題。
写真は、仏130万kW PWRの縦方向断面図で、中央が原子炉格納容器(二重格納容器の内側は厚さ1 mの強化鉄筋コンクリート)、右側が原子炉補助建屋(上側と右側壁は厚さ1 mの強化鉄筋コンクリート、右の最上階は制御室)。黒色は、強化鉄筋コンクリートで、厚さ50 cm-1 m。