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Trovatoreさんの質問「「今回の地震による地盤の揺れは600ガルよりも小さかった」と記事に書いてあったそうですが、この「地盤の揺れ」は測定された地震計の揺れなのか、それとも地震計で計測された揺れから解放基盤表面での揺れを逆算して基準地震動よりも小さかったので耐震安全は確保されているという意味なのでしょうか」への回答 志賀原発1号機の解放基盤面は、地下10 mであり、地震波の減衰は小さく、解放基盤面の基準地震動=原子炉建屋地下二階の設計基準地震動と解釈できる

基準地震動の定義は、地下において、上の土を取り除いた状態の解放基盤面の地震加速度応答スペクトルのことであり、良く示される値は、振動周期0.02秒の値、原発の実際の基準地震動は、原子炉建屋地下二階床面で定義され、解放基盤面と同じ値の場合もあれば、大幅に異なる場合もあり、その差異は、地震波が伝播する地質構造に起因、浜岡と東海第二と柏崎刈羽の具体例を挙げれば