そして、他の村人が「その男のことを思い出すことはなかった」と言えるのは、男の存在をまだ記憶している人物のみ、つまり魔女なんですね。そしてこのお話を聞かせてくれた母が、魔女なんです。 この話を聞いて育った魔女の子はどんな子なのでしょうね。 そこまで怖くねぇな、これ。
この前投稿した「よく母に聞かされた、懐かしいお話」の概要なんですけど、あのお話の中で、死ぬものがいないと書いていますが、死んではいるんですよ。ただ、人が死ぬ前に村人の記憶からその死ぬ人の記憶が消去されるってお話なんですよ。この記憶を消去するという作業をしてるのが魔女なんです。続く