動き回って点滴がグルグル巻きになって、治療ができないわんちゃんがいます。それは、ハウスができない子です。分離不安の傾向もあるのでしょう。小さい頃からハウスを使用していると、犬は自分の安全地帯を確保でき、精神的にも落ち着きます。ハウストレーニングは、犬の精神衛生的に重要なのです。
わんちゃんは、本来自分の身が隠れる程度の場所を好み、ハウスのような「中で立って座れる大きさの箱」が居心地いいようです。そこをテリトリーだと思って暮らせれば、とても気楽なのだそうです。ハウストレーニングをせずに家中をテリトリーにしてしまうと、縄張りを守るために気を張って大変です。