Dr.いつも一緒
我が家のモザンビークフクラガエルは、飼育して4年が過ぎました。土の中でほとんどの時間を過ごす珍しいカエルで、生態はまだ謎が多いようです。 購入したショップさんでは、「かなり長生きしているよ」とのことなので、私の飼育方法を公開してみます。参考になれば嬉しいです😊
臨床経験15年以上の現役獣医師が経験してきたあらゆる事柄を、こちらでご紹介します。 治療法に関してや、犬猫たちとの過ごし方などジャンルは多岐に渡っております。 飼い主さんとペットたちが元気に毎日を送れるように、何かしらのお役にたてたら幸いです(o^^o)
輸血が必要な飼い主さん、献血可能なわんちゃん猫ちゃんがいる飼い主さん、こちらへご連絡くださいね。 もし、お互いの地域が近くて条件が合えば、こちらを通して紹介しあえるかもしれません。橋渡しができるといいなと思います。ただし、金銭の授受は無し完全ボランティアでお願いします。
柴犬は、性格が極端に過敏な子と穏やかな子に分かれますが、ストレスを感じやすい犬種のようです。入院やペットホテルにはあまり向いていないと感じる事が多く、できるだけ早期にお返しするようにしています。知らない人に慣れず大暴れしたり、鳴きわめいたり、とても繊細な面があります。
すでに良く知られている事だと思いますが、猫は体調が悪い時にもゴロゴロ言うんですよね。結構痛みを抱えてるであろう猫を診察する時に、ゴロゴロ言っていることがしばしばあります。ゴロゴロの周波数に痛みなど不快感を抑制する効果があるというのは、本当なのかなあと思う今日この頃です。
心タンポナーデ③〜最初の治療は、溜まった液体を急いで抜く事です。心臓の動きや症状が安定したら、貯留する原因も探っていきます。同時に心疾患があれば心臓の治療も行います。心臓の膜が癒着を起こしているような時には手術で癒着を取り除いたり、原因によって内科から外科治療まで様々です。
心タンポナーデ②~液体の貯留速度がゆっくりの場合は、心臓が何日もかけて圧迫されていくために症状もゆっくり進む傾向があり、心臓が拍動するのを妨げられるくらいに液体が貯留すると、症状もひどくなってきます。液体は通常血液で原因は様々ですが、例えば心臓腫瘍が原因のこともあります。
心タンポナーデ①~救急で時々みかける、超緊急性の高い病気です。心臓は二重の膜に包まれているのですが、膜と膜の間に液体が貯留して心臓を圧迫してしまい動きを止めてしまう病気で、死に至る可能性も高いです。動物は、急に元気がなくなり立てなくなったり、ショック状態になります。
良い医療は色々な病院に存在していて、エビデンス(証明、証拠など)が必ずしも世界的な文章に示されていなくても、より良い方法は至る所で発見されたり開発されているものです。良い動物病院かどうかは、先生の人柄と経験をもとに、信頼関係を構築できるかがポイントかなと感じています。
記事を読んでくださるみなさま、こんにちは。獣医師の「いつも一緒」と申します。 今回は~呼吸困難と肺水腫~についてです。 呼吸困難の子が、酸素室に入ったまま出られなくなるという事が時々あります。そもそも、呼吸困難になる病気にはどんなものがあるのでしょうか。 呼吸困難になる代表的な病気 1、肺水腫 2、重症の肺炎・気管支炎 3、気管支拡張症 4、気胸 5、心膜・横隔膜ヘルニア 6、異物が呼吸器を圧迫・閉塞させている 7、気管虚脱 8、呼吸器に関係する腫瘍類 9、膿胸 10、乳
猫に水を飲んでもらう工夫は、様々な形でお水を用意してみることでしょうか。流水や洗面器、お風呂場の水、また良く飲んでくれるという紹介がされた陶器の器「ヘルスウォーター ボウル」が良いという獣医師もおります。また、缶詰めは水分が多くて良いです。いろいろ試してみてくださいね!
昨夜の台風は風の音が凄くて怖かったです。皆さま大丈夫でしたか? 昨日は、日本臨床獣医学フォーラム主催の年次大会2018が開かれており、最終講義を聴いたあとダッシュでJRに乗り込みました。。講義も良かったですが、介助犬の実演が素晴らしかったです💕わんちゃん達には恩返したいです❣️
不安が強い犬は、実は飼い主さんの接し方に不安を強くする原因があることも。犬にとって飼い主さんはリーダーである必要があります。いつも落ち着いた態度で接するようにして、不安な態度をなるべく示さないようにしましょう。「どうしたの?大丈夫?」というオロオロした態度は不安をあおります。
Part5〜飼い主さんとペットの絆が強い時、呼吸困難で意識が遠くなってしまっていても、面会に来た飼い主さんを見ると突然元気になる子もいます。飼い主さんという存在には、精神的な安心感や信頼感、癒しなどがあるのは間違いないでしょう。ペットの心にも耳を傾けていかなければなりませんね。
Part〜4酸素治療は、動物にとって難しい治療です。マスクができませんし、酸素室から出ようと暴れて余計に苦しくなる子もいます。治療ストレスが呼吸回数を増やして悪循環となることも。苦しくてパニックを起こしている時には、鎮静剤が有効なこともありますが、量が難しいです。
Part3〜苦しむペットを前にすると、なかなか判断できる余裕は無くなると思いますが、治癒の見込みを良く獣医師に聞き、どのような方法があるのか、家に連れて帰るのか、飼い主さんの意思を伝えて良く話し合いをする必要があるでしょう。酸素室を家に設置し往診を頼むのもいいかもしれません。
Part2〜呼吸困難は、肺水腫や肺炎などで急に訪れる事が多いのですが、獣医師によっては治る見込みがかなり少ない場合には、家に帰れなくならないようになるべく酸素室を利用しない先生もいますし、ご自宅に設置するように提案する場合もあります。自宅へ返してあげたいという思いからですね。