SM3:大人の玩具が一般化してから背徳感や異常性がかなり低くなった。玩具を入れられるのが屈辱だったり、異常事態で背徳感のあるプレイだったが、セルフプレジャーや恋人間のライトSMが普及するとカップルでアダルトショップにも堂々と行けるようになり、玩具やSMの敷居が随分と低くなった。
SM2:SMプレイは基本的に、行為ないし結果について「被害者の同意」がある限り、阻却事由となり、罪には問われない。しかし、相手を殺してしまった場合においては嘱託殺人罪に問われる可能性がある。殺してしまうほど限度が分からない相手を信用してプレイすることは俄かに信じられないが。
SM:S=サディズム(加虐嗜好)およびM=マゾヒズム(被虐嗜好)的な性的嗜好に基づいて行われる倒錯的プレイ全般を指す。言葉は一般にも浸透し「俺Sだから」とか「お前、ホントMだよね」と性的嗜好よりも性格の方向性を指す意味合いが強くなった。
ライトSM:どこからライトと線引きするかは当事者同士の合意次第だろう。女性は一般に排泄関係はSMに関わらずお断りするだろう。軽く縛ったり、目隠ししたりは肉体的な苦痛がなくてもSM的ととられる可能性が高い。SMが倒錯的なプレイと考えたら、自由を奪うのが根本的な要素だろう。