前回の続きですが、体の正面からの撮影で、ダウンスイングも毎回2つのポイントをチェックしています。1つは上体の開き度合い、もう1つはいわゆるタメと言われる部分です。写真は開いてますし、タマってないですけどね(笑) ただ、インパクト直前でフリップしていなければよしとしています。
飛球線後方と体の正面から以外に、ビデオ撮影でもう1つ重視している方向が斜め前方からの撮影です。斜め約45度の位置にカメラをセットし、スーパースローで撮影する事を独自の目安にしています。確認するポイントはフォロースルーの腕の伸びと、この時の体の開き度合いです。私は開き気味です(笑)
フォローで左肘が引けるのは良くないという話をよく耳にしますが、体の正面からの撮影で、フォローで両腕を伸ばす事を意識し、特にラウンド中にこれが出来ているかを最近チェックしています。イメージとして、ハンマー投げでボールを遠くに投げる感覚を意識し、その逆方向に頭を倒すようにしています。
ラウンドデビューしたのは、ゴルフを始めて1年ほど経ってからの事でした。この時も必ずカメラ持参でビデオ撮影をしています。ただ、さすがにデビューの日はそれどころではありませんでしたが(笑) ラウンドし始めた当初の課題は、練習中とラウンド中のスイングが違いすぎるという事が悩みでした。
ゴルフを始めた当時、スーパースローで主要な7つのポジションを練習中にチェックし、家に帰って再度静止画で細かいポジションごとに確認するという作業を、練習場と自宅とで繰り返し通い行っていました。当時はスイング作りは6番アイアンが理想と習ったため、このクラブ1本で練習に通っていました。
釈迦に説法ですが 「P」=計画(PLAN) 「D」=実行(DO) 「C」=評価(CHECK) 「A」=改善(ACTION) ですよね。 ターゲットラインに対して外からクラブヘッドが入り、インパクト後は内に抜けていくアウトサイドイン軌道の改善に、私は半年ほど練習時間を費やしました。
購入してもう10年は経つでしょうか。EXILIM EX-FC160Sですが、このカメラを練習やラウンドには必ず持参しています。カメラの設置位置はネットで調べていただきたいのですが、その日の練習課題を実践したショットで何球か打ち、撮影した映像をスロー等にしてその場で確認します。
ゴルフで大切な練習ですが、「正しい動きの反復練習」でないと、ただの体操や運動になってしまいますよね。ゴルフを始めて、この事をつくづく思い知らされました。私の場合は、いつも動画撮影をしながらPDCAサイクルを回していますが、次回はこの事について詳しく書こうと思います。