大学時代に初めて旅で訪れたタイ。 あの時は漠然といつかここに住めたらいいなって思った、どうせ叶うわけない夢だけど… 大学卒業したら就職して、いずれ若かりし頃の思い出に変わるんだ。
学生時代は週6日で昼間は工事現場でアルバイト、夜は大学へ。 バイトの給与は学費を払っても、有り余るほどの金額。 週末は友達とナンパにくり出しアホみたいにお金を浪費する生活を続けていた。 でも、ある日虚しく感じるようになった。 そんなとき留学しようかなって思い立った。
以前から中国に魅力を感じていた。きっかけは三国志。完全にイメージ先行。 歴史のある国だか当時は経済的にもまだ発展してなく、勝手に無法地帯と思っていた。 何でもキッチリしている日本とは対照的な所に行ってみたかったし、将来的には発展して中国語の需要はあるだろうと感じていた。