全長384メートルの海老カマキリが 高層ビル群をなぎ倒し 緑色だった目を赤く輝かせて向かってきた時 僕の妹は下敷きになって死にました あの海老カマキリは 僕だったんです 二度と変身は出来ないので 証明する術はありません ただあの日の僕は 海老カマキリになるしかなかったのです…
わたしにだって 帰る家くらいあります