『ジュマンジ』(1995) 書かれた事が本当に起こる呪いのボードゲームのお話。 ジュマンジの説明の無いルールに社会の理不尽さを感じ、時空を超えたハッピーエンドには様々な切なさも感じられて、幸せとは何かとじんわり考え込んじゃいましたw。そしてロビン・ウィリアムズが良かったなぁ~。
『守護神』(2006) トラウマを抱えるベテラン救難士と、スイマーとして数々の記録を持ちながら心に傷を持つ訓練校の若者との再生のお話。ケビン・コスナーとアシュトン・カッチャーという新旧イケメン俳優の共演で、どちらもおいしいとこ取り。私はくたびれたケビンについ肩入れしちゃいますw。
『ミツバチのささやき』(1973) スペインの片田舎で『フランケンシュタイン』を観た少女が精霊に想いを馳せるという物語ですが、スペインの田舎町の風景だったり学校の様子などが、まるでファンタジー世界のように美しくて魅せられます。何より主人公の少女の美しさが一番の見所でした~w。
『ザ・マジックアワー』(2008) デッドプールという作品が『第4の壁』を破っている事で話題になりましたが、ウェルメイドな今作が『家族皆で笑えるように』と演出されている様は、よく考えると深い話なのかもしれません。ここで求められているのはリアルさではなくマジックアワーなんですから。
『ライフ・アクアティック』(2005) まるで絵物語を見ているようなウェス・アンダーソン作品ですが、この監督の映画は本当に独特ですよね。よく模型みたいなシーンが出てきたりするのですが、作り物感を出しながら人の生々しさを描く感じが、この人だけの"第四の壁"演出な感じがします。
『マルタのやさしい刺繍』(2006) 女性や子供、老人という存在は、純粋な力の前には屈することも多い。けれど、心に灯した火を消すことは誰にも出来ないし、その火は時にどんな力も跳ね返す強さになるんじゃないかなと思うのです。それは、最もスマートな形の復讐でもあるとも思うんですよね。
『悪魔のいけにえ』(1974) 狂気のホラー映画。私は少年の頃観た『13日の金曜日』と『エルム街の悪夢』が怖すぎて最近までホラー映画が観れない人だったんですけど、これも少年の時観てたら完全にアウトだったような気がしますw。こんなんが全速力で走って来たら、おしっこチビるわーっ!w
『海を飛ぶ夢』(2004) 30年近く半身不随の主人公が尊厳死を求めるという実在にあった話ですが、気になったのは途中から出てくる女性。映画では面倒くさい女性として描かれているんですが、本人(または関係者)は嫌だろうなーと思うんですよね。 それを言っちゃー話にならないんですけどw。
『13日の金曜日』(1980) このシリーズのせいで長い間ホラー映画が観れなくなっていた訳ですが、一作目にはジェイソンが出てこなかったという衝撃。そしてケヴィン・ベーコンが~w! しかしコアな映画ファンほどホラー映画好きなのってどうしてでしょうね。しかも笑いながら観てる不思議w。
『アナザヘブン』(2000) 最初はミステリーなのに、途中からオカルト(?)に変化していく作品なんですが、観ている最中『この雰囲気、「ナイトヘッド」に似てるなぁ』と思っていたら、同じ原作、監督だった事が判明。今までそういう映画通っぽいの無かっただけに、ドヤ顔が止められませんw。
『ロケッティア』(1991) ディズニー制作のヒーロー映画。きっと当時から感じられていたであろうデザインの『古さ』は、スチームパンクにも似た普遍性を感じる。今の可愛らし過ぎるロボットデザインは廃れていく気がするけど、この『古さ』は古いと言われながら残っていくような気がするなぁw。