Nat-m. ネイチュミュアの悲しみ
こんにちは
ホメオパスのゆっこです。
ホメオパシーキットレメディーの解説シリーズ、
36基本キットの27本目のレメディーは、
Nat-m. ネイチュミュアです。
レメディー名:Natrum Muriaticum ネイトラム・ミュリアティカム
由来:塩化ナトリウム
分類:鉱物系
キーワード: 深い悲しみ、閉鎖的、むくみ、便秘、発疹、卵白様の分泌物
Nat-m. といえば、深い悲しみです。
内に秘めて抑圧した悲しみがあり、
それを後までひきずります。
感情が抑圧されると、喉に影響します。
Nat-m. さんは喉がよく渇き、
多量の水を飲しがります。
咽頭痛や甲状腺の問題に合います。
繊細ですぐ傷つくため、
まわりと壁をつくり閉鎖的なタイプです。
同情や慰めには耐えられません。
責任感が強く、思いやりがあり、
甘えを見せないことから、
「長女のレメディー」とも表現されます。
塩化ナトリウムは体内ミネラルで、
脂質と水分の代謝に関わります。
そのレメディーである Nat-m. はおもに
栄養、心臓、精神、消化管、腺に影響します。
Nat-m. さんは消化障害のため
栄養状態が悪く、やせています。
便秘がちで、便は乾燥して固くぽろぽろです。
身体にむくみや水腫がみられる一方で、
粘膜や皮膚は乾燥しています。
鼻炎やおりものでは、
透明~白の水っぽい卵白のような粘液が出ます。
塩や塩味のものを欲しがりますが、
好転はしません。
また海辺に感受性が強く、
悪化または好転どちらかの影響を受けます。
Nat-m. の症状は周期的に出るのが特徴で、
夏、太陽など熱で悪化します。
外氣を吸うこと、発汗で好転します。
動物も、痩せぎみで体力のない
神経過敏なタイプに合います。
長く悲しみを抱えて、ひとりで居たがる、
抱っこやなでられるのを嫌う子の症状に
奏効してします。
たとえばこんなときに Nat-m.
・ヘルペス、ヘルペス様の発疹
・口、喉、直腸、膣などの乾燥
・鼻炎、涙目
・咽頭痛、強い喉の渇き
・甲状腺腫、甲状腺機能亢進症など
・便秘
・乾燥した皮膚がポロポロ落ちる
・むくみ、水腫
・激しい頭痛
・初期の白内障
・体液喪失(嘔吐、下痢など)や急な体重減少後の回復
・閉鎖的、深い悲しみがあるタイプ
悲しみがあるけど慰めを受けつけない場合、
Sep. シイピアも浮かびます。
・Sep. は弛緩があって、動くことで好転します。
・Nat-m. は打ち解けず、ひとりで居たがります。
ということで、悲しみに浸るタイプの
むくみ、便秘、発疹などに
Nat-m. を試してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今日も動物さんといい氣分な一日を♪
こおろぎ ゆきこ
Holistic Room はしわたし/
日本ホメオパシーセンター羊蹄倶知安
(ようてい・くっちゃん)