「無になる」という感覚の罠
私たちの脳は「ごきげん」な時ほど、想像力や集中力を発揮できることが科学的にもわかってきています。例えばゾーンと呼ばれるような超集中状態(フローといったりします)では、私たち人間は「多幸感」を感じるようにできています。
このような状態に入ったアスリートの話を聞くと「何も考えていなかった」「自分ではない感覚だった」と答えることがあるそうです。そういった状態を無になるという言葉で置き換える人もいます。
無になるというキーワードは重要ですが、これは捉え方を謝ると語弊を産むことがあるのではないかと思っています。
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