「叱る」人、「怒る」人の違いは大きい
みなさん、こんにちは。はしまさです。
人は、人に対して指導や注意など何らかの指摘することがあります。
これは、社会人であれば「上司」「先輩」、学生であれば「先生」「先輩」が挙げられるでしょう。
ここで重要なのが、正しい「指導」や「注意」など正しい「指摘」ができるかどうかです。
よく聞く話では、「感情的に怒鳴っているだけ」だとか「内容がない」などの行為です。
残念ながら、上に立つ人間としては、足りないですよね。
今日は、「叱る」「怒る」というキーワードから上に立つ人間がすべきことについて見ていきたいと思います。
「叱る」「怒る」を分かっていない人が多い
「叱る」について、goo辞書から引用しました。
「叱る」は、相手の非を指摘、説明し、きびしく注意を与える意。腹をたてているわけではないので、「優しく叱る」という表現も可能。
引用:https://dictionary.goo.ne.jp/thsrs/9658/meaning/m0u/
いくつか例はありますが、「優しく叱る」という表現ができるという点からとてもわかりやすいかと思い、ピックアップしています。
一方、「怒る」については
不満・不快なことがあって、がまんできない気持ちを表す。腹を立てる。いかる。「真っ赤になって―・る」
引用:https://dictionary.goo.ne.jp/word/怒る_%28おこる%29/
というように、感情が中心になっています。
つまり、上に立つ人間は「怒る」ではなく「叱る」ことができないと仲間がついてこないということになります。
よく、パッションでどうにかしよう!という考えの方がいますが、その考えを尊重しついていく覚悟を持っているならば、そういう指導者についていっても良いでしょうが、そうでない人は、しっかりと「叱る」ことができる人についていくべきかと思います。
「叱る」ことができる人でも要注意なこと
さて、「叱る」ことができる人がみな指導者として正しいかというと、そうでもない場合があります。
それは、「叱る」ことで自分の都合の良い人間を作ろうとする人です。
例えば、上司が部下の意見を聞くという名目で、部下のやりたことを上司が聞くという場面があったとします。
部下は上司に相談しながら自分のやりたいことを腹を割って話をしていますが、上司は実際は話を聞いているようで、部下のやりたいことにそっと訂正を入れてることで、上司の考えるシナリオに沿う考えに部下を諭すことがあります。
部下は、親身になって聞いてくれた上司を慕うようになり、上司は部下を自分の手駒のように使うことができるようになるため、上司にとって都合のいい部下が出来上がります。
そんな部下は、上司のどんな要求でも自分が求めることに近づくと信じるため、上司の要求に応えるようになります。
このように、ある意味部下の弱みをうまく利用して、部の運営あるいは事業部の運営をする人がいます。
そのため、部下は、時折自分の上司にこのままついて行って自分のやりたいことが実現できるようになるのかを考える時間を作ることが重要になります。
上司は、自分の指導が正しいのかを再度認識する必要があると思います。ただし、部下を自分の使いやすいように指導することができる人は、故意に指導しているでしょうから、このままで本当に自分の部下がついてくるのかを改める必要があるかもしれません。
実際、私も似たようなことがあったので、痛感しています。
自分のやりたいことは自分でまずは考え、答えを出す
上記の例の場合、部下も自分でしっかり考えをまとめて、答えを出してから上司に相談することが必要になります。
なぜなら、その指導が正しいか間違えているか、を判断する基準が必要になるからです。
言い方を変えると、自分がやりたいことなのだから、自分が責任を持って取り組む必要があるためです。
ちょっと話は変わりますが、自分がやりたことを持っておくことの重要性をこちらの記事で執筆しているので、よかったら読んでください。
https://note.com/preview/n8cf20fdf8ac3?prev_access_key=5a019094757efb18b36f802f2569a384
結局は、「自分がやりたこと」、「人がやりたいこと」の2つのうち、どちらを自分の人生の中心に持ってくるかという話にもなるかもしれませんね。
自分は誰かのサポーターとしてなら力を発揮できる、という判断なら、自分が支援したいという人の下で仕事をすることもありです。
ですが、自分がやりたことを中心に人生設計をしたいなら、人のやりたいことだけを手伝っていてはいつまで経っても自分のやりたいことはできません。
だから、自分がまずはどちらのスタンスなのかを決め、自分がやりたいことがあるなら、そのためにどうやって時間を作るのか、適切な指導者はどのような人かを考え、取り組むべきです。
基本的に、私のいいたことを書いているので、この内容が全てではないものの、私の考えをしっかり残しておいて、もし間違えているなら、訂正し、正しいなら、これを信念に前に進みたいと思います。
では、今日はここまで。
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