
【グラゼニ:凡田夏之介の名言集】グラウンドで銭が示す色々な価値!
こんばんは。
橋岡克仁です。
梅雨が明けたかのような快晴で、今日はとても真夏日と言ってふさわしい日になっている。
これだけ暑い中、全く関係なく行われ、見てるこっちも暑くなるスポーツ、そう野球である!
無観客試合から少しずつ人を入れてやっている。
今日は、野球漫画の「グラゼニ」から名言をピックアップする。
「グラゼニ」って、どんな漫画なの??
2010年から2014年まで、週刊モーニングに連載され、現在はイブニングで4シリーズ目を連載している人気漫画だ!
少し大人向けというより、現実感ある物語が評価されて、アニメ化もされている。
主人公の凡田夏之介は、プロ8年目の中継ぎ投手、年俸は1,800万円とそこそこのピッチャーである。
特技は、プロ野球選手の年俸をほとんど覚えていることである。
この漫画のタイトルの「グラゼニ」はこの年俸も少し絡んでくるお話。
「グラゼニ」の語源は、
グラウンドには銭が埋まっている
引用:「グラゼニ」凡田夏之介より
から来ている。
凡田は、他の選手と戦う時に自分と相手選手の年俸を考え、勝負をしていく癖がある。
下だと気楽に投げ、少しでも上だと力がこもってしまう。
そして、年俸が5,000万円以上だと逆に気楽になって討ち取ることができる特殊なピッチャーである。笑
中継ぎ投手は、自分の実力の幅で年俸が決まるのでグランドには自分のお金が詰まっていると揶揄し、「グラゼニ」という造語を作った。
相手の年俸から落ち目なのか、上がり目なのか、家族背景やその人の情景を考えて情に負けそうになるが、最後は自分も窮地に立たされていることを考え、勝負をしていく姿がプロ野球の世界の厳しさを感じられる。
早速、名言について書いていこう。
プロの世界での当たり前!プロの仕事の基準と考え方!
今回は、プロ野球の世界の厳しさと、凡田の仕事に対する考え方がわかる名言をピックアップした。
所詮プロはカネです
自分より給料が高い選手は”上”に見て
低い選手は”下”に見てしまう!
それがぶっちゃけ”プロ”・・・!
つーもんでして・・・
引用:「グラゼニ」凡田夏之介より
プロ野球の世界は、自分の技量がそのまま給料に変化されている。
だからこそ、プロの強さの基準はお金であり、そこで優劣ができてしまうとのことだ。
シビアな世界だが、シンプルだなと思う。
自分の頑張りと実力がそのまま収入に反映もする。
結果が大事なプロの基準を感じられる名言だ。
そしてこの二軍落ちは
”僕の価値の低さ”も暗に
言っているのです
引用:「グラゼニ」凡田夏之介より
この名言は凡田より年俸が低い選手が凡田に負け、二軍落ちした時に凡田が放った台詞である。
凡田の年俸より低い年俸で負けた選手は、かなり窮地に立たされると言っていい。
年俸だけで考えると高いとは言えない年俸の選手に負けると、下には引退の2文字が浮かび上がる。
ギリギリの中でプレーしている選手、努力もしているし、家族や守るものがあるが、最後に大事になってくるのは結果である。
どんな状況でも結果を求められる世界だと考えさせられる名言であり、自分の価値がどの程度が知り、明日は我が身に起こると緊張感が走った名言だった。
この世界は厳し過ぎます
時々 本当に逃げ出したくなります
でも逃げ出せるわけもありません
だって僕には「野球」しかありませんから・・・
引用:「グラゼニ」凡田夏之介より
凡田の素直な感情で、僕もそう思った。
しかし、大好きで今までそのことだけ集中してやってきたのでそれしかないとわかっているのも事実としてある。
色々な葛藤はあるが、前に進むしかないと思って、前進していく姿がプロだと感じ、かっこいいなと思った名言だった。
さいごに
「グラゼニ」は普通のスポ根野球漫画と少し違った視点で書かれ、人間味を感じられるので面白いと僕は思う。
まだまだたくさんの名言があるので、また紹介していきたい。
好きなだけでは仕事は難しいのだろうと感じた、橋岡克仁でした。
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