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背伸びも身の丈も好き

憧れのホテルランチに行ってきた。
はじめましてな人と食事会。

行ってみたい気持ちに謙遜しないように、
受けたお誘いは断らないようにしている。ここ数年。

背伸び気分で行く場所、
身の丈でホッとできる場所、
どちらも大好き。

「 私には早すぎる 」
と思っていた高級ホテルランチも、
経験してしまえば私のもの。

それでは背伸び経験紀。どぞ。


1杯目にワインを頼む。
慣れているわけではなく、
酔わないと緊張して食べれない、が理由。
ステムを丁寧に扱い、一口。
案の定、前菜は食べきれなかった。( 緊張により )

ナイフとフォークの使い方に気を取られすぎて
会話が入ってこない。
すみません、お箸が欲しいです。

他のゲストが目に入る。
こんな良い場所に来てる人ってどんな人なんだろ。
ラフな服装の人もいるな。
ホテルステイ? ランチメイン?
どんな理由でここに来ているの?ばかり気になる。
だってこんな駅から離れている場所に
わざわざ来るなんて。
なんて思いましたが、ここにステイする人は
タクシー移動でしょうな。理解。
という名の勝手な妄想。

多言語を駆使しているスタッフに感動する。
みんなどんな気持ちでランチ食べてるんだろ。
メイン料理より人が目に入る。
そればかり気になる。

デザートの頃にようやく緊張が解け、
ミニドーナツを堪能する。

さて、お会計。
おつりがピン、とした
新札で返ってきたことに感動した。
この気持ちよさ。

そういえば、行きつけの
眉サロンがこの手法を取り入れていたな。
特別体験を与えてくれてたのですね。
新札を毎回用意するって、
なかなか難儀なことだと思う。
ありがとうございます。また行きます。


滅多に経験することのない背伸び体験。
ただただ周りが気になって、堪能に及ばぬ背伸び体験。

いつかもっと大人になったら堪能できるのかな。
これが身の丈になる時がくるのかしら。と思うけど、
さて、どうでしょうな。





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