田んぼに足を浸すということ
田植え体験会イベントを開催しました
こんにちは!晴れた空から突然振り出した大粒の雨を、西日が照らす。そんな風景を眺めながら記事を書いています。長谷まちづくり事業部の井崎です。
5月22日~6月11日までの土日に計4回の田植え体験会を開催しました。
県内や地域の方々をはじめ、東京、大阪、神奈川や群馬など21組41名の方々が、私たちの田んぼにわざわざ足を運んでくださいました。
the rice farmのコメ作りは無肥料・無農薬。もちろん機械を使って植えるのですが、うまく植わらなかったり、浮いてきてしまう苗がどうしても出てしまいます。今回体験してもらったのは、その部分を手で植えるという「補植」。腰に苗の入った魚籠を携え、一歩一歩田んぼの中を進んでいきました。
山あいにある田んぼで感じることってなんだろう
普通の長靴では足を取られてしまって転びやすくなってしまうので、ほとんどの方は裸足で田んぼに入りました。田植え自体がはじめての方も多く、最初は恐る恐る。でも、感覚をつかむと皆さん黙々と作業に没頭。足の指の間を抜ける泥の感触や場所で変化する水温、風の音や虫の音。そんなところが意識されたそう。
一方子どもたちは、ずんずんと突き進む子、温泉のように田んぼに浸かる子、畦で虫を探す子、はじめましての大人とおしゃべりしながら植える子、それぞれがとっても自由。
おなかが空いたから食べる。おいしいから食べる
作業後のまかないは、私たちの拠点「東」(ちなみに東とは、集落の東にあることから呼ばれていた屋号です)にある蛇紋岩のかまどで炊いたごはんのおにぎり。お米は「ササシグレ」という、ササニシキの親である品種。
このおにぎりが、皆さん食べる食べる。大人も子どもも「おかわり!」でした。「ふだんはこんなに食べないのに」という感想が多かったのも印象的でした。
7月もイベント開催します
私たちは、海外に向けた無肥料無農薬お米作りをしています。
海外輸出専門、というとなんだかキャッチーですが、その実態は言葉とは裏腹に、地道で地味な作業の連続であったりします。そんな私たちのコメ作りを体験してみませんか?
<イベントの詳細>
【日時】
・令和4年7月2日~7月30日までの毎週土曜日
複数回のご参加大歓迎です!
【場所】
伊那市長谷(詳しい場所はお申し込み後にお知らせします)
【参加費】
大人(中学生以上) 2,500円
小学生以下 1,500円
※ただし伊那市までの交通費は参加者負担
<スケジュール>
9:00 現地集合
9:30~11:30 作業
12:00~ 絶景の棚田、もしくは古民家でかまど炊きご飯のジビエカレーのまかない
適宜現地解散
【お申込みフォーム】
https://forms.gle/HJW65QQFdYEzqC7E6